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終の棲家

2009年2月16日 (月)

暮らしのハレとケ-プラン編

1階が工場、2・3階が住戸の3階建てを、
2階 : 親世帯(母)
3階 : 子世帯(夫婦+子供2人)に リノベーション。

2階の親世帯(母)の Before → After です。



※プランをクリックすると拡大します。

2間続きの和室はそのまま残し、
リビングから と ウォークインクロゼットから と 2wayアクセスに。
和室それぞれが個室にもなり、泊まりのお客様にも対応できます。

回遊 もできるプランです。


日々の生活動線は便利でコンパクトに。

既に独立している他の子供達が遊びに来たり、
親戚が大勢集まる時は、
DK−リビング−和室2間 を一続きに使用。

暮らしのハレとケ を楽しめるプランです。


もうひとつ。
将来、本当に本当に 必要になった時、
寝室とトイレの間にあるクローゼットをぶち抜いたら、
寝室からトイレに直接つながります。


←DK
←寝室
樺の無垢フローリングに漆喰塗りの壁・天井。

障子の向こうには、屋内物干し場。天井から可動式の物干し竿が降りてきます。

日々の洗濯がとても楽になったそう。

1日でも長く、自宅で暮らせること。

建物のバリアフリーだけでなく、日々の暮らしをバリアフリーにすること。

そういうお手伝いができれば・・・



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2008年6月10日 (火)

終の棲家

スマッチ編集部の小島さん の
「最期を自宅で迎えたいと望むひとは1割に過ぎない」と言う記事。


実際は・・・
「最後を自宅で迎えることが選べない。」 ではないでしょうか?


10年程前に 父が亡くなりました。癌でした。

風邪が長引くから、と自分で車の運転をして病院に行き、
そのまま入院・手術 ということになってしまいました。

術後退院し、1年半ほど自宅で生活をし、
(ガンが転移していて、余命半年だということは本人に内緒のまま。)

ある日・・・倒れ、救急車で運ばれました。

受入れ先の病院に電話で言われたのは、
「今回入院したらもう家には帰れませんよ。いいですか?」でした。

一度意識が戻った父が、事態を把握(?)し、言った言葉は、
「自宅で庭見ながら死にたい。」でした。


3日後に病院で亡くなりました。


自宅で倒れてから入院するまでの間のことです。
意識朦朧としながら「トイレに行きたい。」という父を、
兄と私で肩を支えながら連れて行ったのですが・・・

よくある、間口が狭くて奥行きの長いトイレ では、
「3人並んで入り、中で向きを変え、便座に座らす。」
ことは出来ませんでした。

トイレの中で崩れ落ちるように尻餅をついてしまいました。
その後、寝床まで連れて行くのがまた大変でした。

全く経験の無い病状(下血)に、気が動転するばかり。


自宅で看る限界を思い知りました。
(私はたいしたことはしていません。母が看ていたと言ったほうが正しいですね)



バリアフリーは、
一日でも長く自宅で過ごすため ではありますが、
自宅で最後を迎えるためのものでは無い のが現状では?


ハード面(建物)のバリアフリーを、盛んにうたい文句にしている不動産はたくさんありますが、ハードだけでは解決にならないことがありますね。

ソフト(在宅医療・自宅看護)の充実がまだ足りないような気がします。







老後にも安心

2007年4月 3日 (火)

定年前リフォーム


団塊の世代がまとまってリタイアする2010年頃を見据え、
色んなビジネスが盛んですね。
建築もその1つ。

ハウスメーカーのCMやカタログに、
「団塊世代」「バリアフリー」「リフォーム」「付かず離れず」「孫と暮らす2世帯」などの言葉が並んでいます。
文芸春秋から出版されている「定年前リフォーム」には定年後、妻とどう暮らすかが書かれています。
定年後のある朝、ゆっくりと新聞でも読もうとリビングのソファに腰をおろしたとたん・・・
「ちょっと、そこ、私の場所なんだけど・・・」と妻に言われます。
そう、この家はもう既に妻の「城」だったのです。

奥さんは今までいなかった夫がいると、生活のペースを乱されたと思うわけです。
ご主人がこれまで会社や仕事に費やしてきたのと同じだけの時間を、妻は家事や子供の世話をしながら家で過ごしてきて、妻が我が城とするのは自然の流れだと・・・

●夫が定年後、誰と暮らしたいか?
 男性の80%以上が「配偶者」という答えに対し、女性は65%。
 女性の22%が一人暮らしを希望だそうです。

本には、この全く異なった男女の意識をいかに理解し、関係を改善するかについて書かれています。

バリアフリーへのリフォームだけではなく、暮らしぶりが大事だと言うことですね。

著者は女性2人の共著です。どうりで頷けることばかり〜
面白く読みました。

ところでこの本、夫が「これ読む〜?」と貸してくれたものです。

これは何かのメッセージなのか!?(笑)

プロフィール

フォトアルバム

おさる

1968年さる年生まれ 大阪府在住
一級建築士・宅地建物取引主任者の立場から住まいについての考察・・・
なーんてことはあまり無く、日々の住まいと趣味のDIY、子供2人との暮らしについて書いていきたいと思います。



本館:おさるの親子
本業:ふくろや建築設計事務所

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