ひき算のデザイン

築25年の住宅を、鉄板焼きのお店にリノベーションしました。
天井をはがしたら出てきたのは、立派な松の丸太梁 ごろんぼ。
靴を脱ぎ、掘りごたつでアツアツの鉄板焼きが食べられます
店舗の打合せの中で、施主様から、
隣の敷地にある工務店のプレハブが気になるので、塀の上に目隠しをデザインして欲しいとのこと ↓赤い部分。

考えたのは、塀の上にデザインしたものを付け足すのではなく・・・
↓建具のガラスの上部に、
ガラスフィルム(曇りガラス模様) を貼ること。

フィルムを貼るだけで、雪見障子 と同じ効果が。
(上の汚い部分は見えず、足元の植栽とライトアップだけが見えるよう)

↓店内から見た風景はコチラ。
赤線枠部分にフィルムが貼られています。
手前に見えるのは本物の 雪見障子。既存のままです。

ガラスフィルム、貼るだけで 曇りガラス のような効果が得られます。
ガラスに本当にブラスト加工(細かい傷をつける)するより、
手軽で安価。
店舗でよく見かける、店名や模様 をフィルムからくり抜いたり、
工夫次第で 値段以上の効果 があるかと。
塀の上にデザインを 足し算 するより、
今あるものから 引き算 することも デザイン だと思います。
ちなみにこの物件、ガラスに貼った巾(高さ) は、
フィルムの 既製寸法の90㎝ちょい。
↑現場用語で ナマ寸 と言います。
既製品で出廻っている寸法 を、無駄なく使うことも、
ローコストのコツ であり、工事の工期 や
出来上がりの出来 にも係わると思います。
これらのことは、自分で DIY する時にも気をつけています。
高い材料を、少しでも効率よく使いたいですしね。
2006年竣工なので、現在はお店の営業形態も変わっているそうですが・・・
大阪府岸和田市に行くことがありましたら・・・
お店のHPは コチラ
(おまけ) こんなのもあります。
壁紙や本舗 自分で貼れるガラスフィルム
参加しています→

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